電柱の移設は売却前が得か?費用負担と売却価格への影響を解説の画像

電柱の移設は売却前が得か?費用負担と売却価格への影響を解説

不動産売却

森本 のどか

筆者 森本 のどか

不動産キャリア1年

お客様に寄り添い誠心誠意を込めて対応いたします。
些細なことでもお気軽にご相談ください。



いつもお読みいただきありがとうございます。

所有している土地や戸建てに電柱が立っていると、売却前に移設すべきか、そのまま売り出すべきかで悩む方は少なくありません。



敷地の使い勝手や駐車計画、建築計画に影響しそうなだけでなく、購入検討者の印象や売却価格にも関わってきます。




この記事の執筆者

このブログの担当者
森本 のどか

◇熊本県出身

◇座右の銘:「時は金なり」

皆に平等に与えられた24時間を大切に生活したいと考えております。 お客様の貴重なお時間を一分一秒が無駄にならないように心を込めて迅速に対応いたします。

不動産の購入は不安ばかりだと思います。 「購入を考えているが何からして良いかわからない。」 「相続するが税金はどうなるのか。」 不動産に関することは些細なことでもお気軽にご相談ください。


そこで本記事では、電柱移設の基本知識から費用負担や手続きの流れ、そして売却前に移設する場合としない場合のどちらが得かを判断するポイントまで、実務の目線でわかりやすく解説します。


土地や戸建ての売却をスムーズに進めたい方は、判断材料として最後まで参考にしてみてください。




         不動産のご相談はこちらから!⇒ 新日本不動産へお任せください



こちらの記事も読まれています(^▽^)/






売却予定地の電柱があるときの基本知識

まず、敷地内に電柱が立っている場合は、駐車スペースの配置や車の転回経路が制限されることが多く、計画段階で慎重な検討が必要になります。


一方、前面道路にある電柱でも、車庫の前や敷地への進入部付近に位置していると、車両の出し入れや視認性に影響することがあります。


また、建物の配置計画においても、電柱や支線の位置によっては玄関位置や窓の取り方、日当たりの印象が変わるため、図面上で具体的に確認しておくことが大切です。


このように、電柱の場所は土地の使い勝手だけでなく、購入希望者が現地を見たときの印象にも関わってきます。


電柱の多くは電力会社や通信会社などの設備であり、所有者は電柱自体に取り付けられたプレートの表示で確認できると案内されています。


例えば電力会社の場合、電柱の下部に会社名などが明記された標識が取り付けられており、それを手掛かりに移設の相談窓口を判断することができます。


また、電柱が民有地に設置されているときは、土地所有者が電柱設置を承諾し、その対価として電柱敷地の使用料が支払われる取扱いが定められています。


そのため、売却を検討する際には、電柱の所有者と土地所有者との間でどのような使用承諾や契約があるのか、書類や通知を確認しておくことが重要です。


売却前に整理しておきたいのは、電柱の有無や位置が価格や購入検討者の感じ方にどの程度影響し得るかという点です。
一般的に、敷地内に電柱や支線があると駐車や建築の自由度が下がるため、買主はその制約を踏まえて価格交渉を行うことがあります。
一方で、前面道路にあるだけで日常の生活や駐車に大きな支障がなければ、他の条件とのバランスを見て購入判断が行われることも多いです。
したがって、電柱があること自体よりも、その位置がどの程度具体的な不便さや計画上の制約につながるかを整理し、事前に説明できるようにしておくと、売却活動を進めやすくなります。

電柱位置の種類 主な影響内容 売却時の確認ポイント
敷地内の電柱 駐車計画や建物配置の制約 使用承諾の有無と移設可否
前面道路上の電柱 車両出入りや見通しへの影響 車庫位置との関係と支障有無
支線や設備類を伴う電柱 敷地利用範囲の縮小や圧迫感 支線範囲と管理者の確認



電柱を移設する場合の費用負担と手続きの流れ

電柱を移設する際の費用は、申請者の希望で位置を変える場合と、電力会社や通信会社側の都合で移す場合とで負担者が異なることが多いです。


前者は申請者側が工事費用を負担するのが原則であり、後者は設備管理者が負担する扱いが一般的です。
また、電柱の位置や周辺状況によって工事内容が変わるため、具体的な金額は現地調査後に個別に算定されます。


そのため、早めに所有者へ相談し、見積書の取得と工事内容の説明を受けておくことが重要です。


電柱を移設する場合、配電用の電柱であれば管轄する電力会社、通信専用の柱であれば通信会社の窓口に連絡し、移設相談や事前協議の申込みを行います。


例えば、電力会社では「設備改修(電柱移設等)」の専用フォームや事前協議窓口から受付を行っており、内容に応じて担当部署が調整を進めます。


通信会社に対しては、「電柱やケーブル移転」の専用受付から申込み、現地確認や工事方法の検討が行われる流れです。
通常は、申込→現地調査→見積提示→工事日程調整→工事実施→完了確認という段階で進みます。


移設に必要となる期間は、申込みから完了まで少なくとも数か月かかることが多く、電柱の新設や配線の掛け替えを伴う場合はさらに長期化する可能性があります。


また、道路上の電柱を移動する場合は、道路管理者や自治体との協議が必要になることがあり、工事時間帯の制限や交通への影響も考慮されます。
敷地内であっても、近隣の建物への電線が接続されている場合には、近隣所有者の理解と調整が欠かせません。
このため、売却時期に余裕を持って計画し、関係者の承諾や行政手続きが必要になるかどうかを事前に確認しておくことが大切です。

項目 申請者負担となりやすい例 管理者負担となりやすい例
移設理由 駐車場拡張のための位置変更 老朽化による建替や更新工事
主な手続き先 電力会社や通信会社窓口 設備管理者が内部で調整
期間の目安 申込から数か月程度 定期点検等の計画的工事



売却前に電柱移設をする場合・しない場合の比較

まず、売却前に電柱を移設する場合は、敷地の有効活用がしやすくなることが大きな特徴です。


駐車スペースや建物配置の自由度が高まり、購入検討者にとって計画を立てやすい土地として評価されやすくなります。
一方で、移設工事には一定の期間と費用が必要になり、その負担を売主が先に負う点を踏まえて検討することが重要です。
売却時期や資金計画とのバランスを見ながら、移設の必要性を見極めることが求められます。


これに対して、電柱をそのまま残して売却する場合は、移設費用を負担せずに売却活動を始められる点がメリットです。
買主が電柱位置を許容する場合や、将来の移設を買主側で検討したいと考える場合には、条件交渉の余地を広く持たせることができます。


ただし、敷地の一部が実質的に使いにくくなり、駐車計画や建築計画の自由度が下がると、価格交渉で不利になったり、検討対象から外される可能性があります。


そのため、電柱が土地利用にどの程度影響するかを、事前に具体的に整理しておくことが大切です。

最終的に「どちらが得か」を判断するには、売却予定価格と、電柱の位置関係や接道状況、周辺の成約水準などを総合的に比較する必要があります。


例えば、電柱が駐車出入口や建物の計画位置と大きく重なり、放置すると明らかに使い勝手が悪い場合には、移設費用をかけても売却しやすさが高まり、結果的に売主の手取りが改善することがあります。


一方で、電柱が敷地の端にあり、実際の利用計画への影響が小さい場合には、無理に移設せず、そのままの状態を前提に価格や引渡条件を調整した方が合理的な場合もあります。
このように、費用と期間、土地の使い勝手、想定される購入層のニーズを比較しながら判断することが重要です。

比較項目 移設してから売却 電柱を残したまま売却
土地の使い勝手 駐車計画の自由度向上 一部が実質利用しにくい
売却までの期間 工事期間分だけ長期化 早期に販売活動開始
費用と価格交渉 移設費用負担と売却促進 費用不要だが値引き懸念



電柱がある土地・戸建てをスムーズに売却するための実務ポイント

まず、売却前に物件の状況を正確に示す資料をそろえておくことが大切です。
地積測量図や建物の配置図があれば、電柱と建物・境界との位置関係を買主に具体的に示せます。
あわせて、電柱や支線、引込線が写る写真を複数方向から撮影しておくと、現地に来られない検討者にも状況を説明しやすくなります。


電柱の管理者名や柱番号も控えておけば、将来の移設可否の問い合わせの際に役立ちます。

次に、買主への説明では、電柱の存在を早い段階で丁寧に伝えることが重要です。


契約条件として、電柱移設を行うかどうか、行う場合の申請手続きと費用負担者をどちらとするかを、書面で明確にしておくとトラブルを避けやすくなります。


例えば、売主側で移設申請だけ行い、実際の工事費用は買主負担とするなど、分担の仕方にもいくつかの考え方があります。
また、移設が難しい場合には、その理由や管理者から得られた回答内容を伝え、買主に判断材料を提供することが望ましいです。


さらに、電柱が敷地内にあることで、土地の一部が電力会社や通信事業者の使用に供されている点も踏まえておく必要があります。


国有地などを電柱敷地として貸し付ける際には、使用料を収受する取扱いが定められており、民有地でも類似の考え方で土地使用料が支払われる場合があります。


現在使用料が支払われているか、金額や契約名義が誰になっているかを確認し、将来の名義変更や電柱撤去・移設の可能性も含めて整理しておくと、長期的な損得を比較しやすくなります。


使用料収入と、敷地の使い勝手や売却価格への影響をあわせて検討し、自分にとって納得できる形で売却条件を整えることが大切です。

項目 売主側の準備 買主への伝え方
電柱位置の把握 測量図・配置図確認 図面と写真で説明
電柱管理者の確認 柱番号と管理会社控え 問い合わせ経緯の共有
費用・使用料の整理 移設費用見込み把握 負担区分と将来像提示


      そのほかのおすすめ記事




まとめ

電柱の移設を売却前に行うかどうかで、かかる費用や売却スケジュール、買主の印象は大きく変わります。


まずは電柱の所有者や権利関係、移設の可否と費用負担を整理し、売却予定価格や電柱位置とのバランスを確認することが大切です。



当社では、電柱のある土地・戸建ての売却について、無料で個別相談を行い、移設すべきか残したまま売るべきかも含めて具体的にアドバイスいたします。


「うちの場合はどちらが得か」を知りたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら


この記事の執筆者

このブログの担当者
森本 のどか

◇熊本県出身

◇座右の銘:「時は金なり」

皆に平等に与えられた24時間を大切に生活したいと考えております。 お客様の貴重なお時間を一分一秒が無駄にならないように心を込めて迅速に対応いたします。

不動産の購入は不安ばかりだと思います。 「購入を考えているが何からして良いかわからない。」 「相続するが税金はどうなるのか。」 不動産に関することは些細なことでもお気軽にご相談ください。

”不動産売却”おすすめ記事

  • 広い土地の査定価格はどう決まる?相場の調べ方と売却前の注意点の画像

    広い土地の査定価格はどう決まる?相場の調べ方と売却前の注意点

    不動産売却

  • 熊本市の不動産売却価格は高騰している?理由と今後の相場動向を解説の画像

    熊本市の不動産売却価格は高騰している?理由と今後の相場動向を解説

    不動産売却

  • 熊本市の不動産売却で契約不適合責任は?トラブル事例と売主が押さえたい対応策の画像

    熊本市の不動産売却で契約不適合責任は?トラブル事例と売主が押さえたい対応策

    不動産売却

  • 熊本市の不動産相続で共有名義の方へ!売却トラブルを防ぐポイントと進め方の画像

    熊本市の不動産相続で共有名義の方へ!売却トラブルを防ぐポイントと進め方

    不動産売却

  • 熊本市で家族に内緒の不動産売却は可能?自宅を家族に内緒で売る方法を解説の画像

    熊本市で家族に内緒の不動産売却は可能?自宅を家族に内緒で売る方法を解説

    不動産売却

  • 熊本市の不動産売却はどっちがお得?仲介手数料無料vs有料の違いを解説の画像

    熊本市の不動産売却はどっちがお得?仲介手数料無料vs有料の違いを解説

    不動産売却

もっと見る